最初に私の独学法は、人と違う事を書いておきます。
私は、Jw_cadを自分なりの方法で習得しようと思ってます。
もちろん独学の方法ではあるのですが、
全然、CADを触ったことがなかった私が、
教材となる本まで買って独学で習得したいと思った【きっかけ】は、
友達が、Jw_cadを使って作図した、
施工図を製本にすることから、始まりました。
私にはJw_cadを、独学で習得した友達がいます。
その友達の事務所に行くと、いつも忙しそうだね。
何か手伝うことあれば、手伝うよ!
と言ってみたら
なんと!
『折り紙ってできる』
って尋ねられ
『本を作ってほしい』とちんぷんかんぷんなことを言われたことでした。
それがJw_cadの教材の本を買って独学で習得したいと思った【きっかけ】でした。
きっかけは、さておき今回は、
製本作りをする前に、製本の種類と観音製本について少し調べてみました。
観音製本を理解したうえで、製本作りの過程を書いてみたいと思います。
観音製法(観音開き製本)とは?
図面の裏面同士を糊で張り合わせ、本の中身を180度開くことを可能にし、見開いた時にそのまま1枚を図面としてみることのできるようにする製本。
さらに背の部分も貼る製本方法で、、背貼製本とも呼ばれており、他に用途・仕様から、図面製本、二つ折り製本、見開き製本とも呼ばれる。
一般的に建設業界で、現場用・完成図書(竣工図、完成図等)用に使われる製本です。
図面を二つに折り折山の背と各々の図面の端の内側を糊付けした製本です。
官公庁向け図面や、現場用、保存用、色々な用途に使用されます。
私も、マイホームを建てた経験があり、現場を見に行った時、大工さんが明けてみていたので覚えています。
製本には、他にも契約書などに使われる袋とじ製本、書類と図面を書類の大きさに折込み左側をホチキスで留め製本テープを貼るやり方。
ビス止め製本、折込製本などもあるようです。
製本作り
あなたは、本がどのように作られているのか?
知ってますか?
【施行図面を本にする】と言われ、少し驚きました。
私は、建築の関係者でもないし、本屋さんに努めた事もなく、
本を作る過程がどのようなものかなど
全然、判らずで知ろうとも思いませんでした。
しかし、今回【施工図を本にする】という事で
少しネットで調べてみました。
なんと、施工図を本にする作業で、印刷会社もあるんですね。
正規の会社に頼むと、作成部数や、作成の用紙サイズでも金額が変わってくるようです。
私が頼まれたのは、
A3用紙の印刷済みのものを、A4の製本にする事。
『できるかな?』
まあとりあえず、やってみましょう!
という事で、製本作りに取り掛かります。
必要な物
①施工図
②製本となる前と後ろ2枚(上・下の分)
③のり(スプレー)【エスコ430ml スプレー接着剤】
④クリップ(100均で十分)
⑤製本テープ
製本の作り方は、色々あるみたいです。
YouTube等にも、製本の作り方が載ってますが、
今回は、A3サイズの施工図を、A4サイズの製本に、する方法で
正確には【観音製法】と言われる方法です。
さらに背の部分も貼る製本方法で、、背貼製本とも呼ばれており、他に用途・仕様から、図面製本、二つ折り製本、見開き製本と呼ばれる。
製本の表紙作成
製本となる施工図は、A3サイズの表となる表紙は、A4サイズになります。
表紙となる硬い紙に印刷します。
A3サイズの印刷は私はできないので、ここは友達が持ってきてくれるのを待ちます。
その間、表紙作りです。
しました。
Excelで表紙を作成
施工図、工期、施工者を入れていきます。
印刷
表紙が完成した時点でこれぐらいの文字の大きさでいいかの確認し、表紙となる、厚手の紙に印刷です。
表紙が出来上がっただけでも凄い感激しちゃいました!
施工図を折りたたむ
Jw_cadで作図したA3サイズの施工図が、順番が間違ってないか確認後
折りたたんでいきます。
機械でたたむわけではないので、慎重に1mmのずれもないような気持ちでたたんでいきます。
たたむのは、Jw_cadで書いた図面を、内側にして折りたたんでいきます。
※角と角がずれないよう、折り曲げないと後の工程の糊付けで、はみ出た部分に糊がくっつくので注意!
クリップ止め
折りたたんだら、A4サイズに印刷した、表紙と裏表紙も一緒にします。
しっかり机などでたたいて端が揃うようにしましょう。
綺麗に揃ったら片方クリップで固定(2個使います)します。
私は、表紙の下側をクリップ止めします。
(最初は、製本の横をクリップ止めしていたのですが、それだと反対側をするときに
狭くなるため、上側か下側をクリックで止めるようにしました。)
糊付け
糊付けに使用したものは、糊のスプレーです。
文房具店【Desaki】や【Hiヒロセ】で購入可能です。
ネットショッピングにも売ってあります。
印刷した面を内側にし、二つ折りにした施工図の下の方をクリップで止めて、糊付けをしていきます。
白く何も印刷してない部分に、糊を塗っていくのですが、私は、スプレー糊を使用します。
糊付け 上の部分
スプレー糊は、粘着力が強力なため、下に新聞紙を、敷き行いました。
どちらからでもいいとは思うのですが、私はいつも製本の上側にあたる方を先に糊付けします。
なので、クリップは下側にします。
気持ち、製本を斜めにしながら、スプレーをかけていきます。
※下になってる面だけ半分斜めにスプレーします。
一つの面をかけたら軽く、糊がつくように、本を垂直になるようになぞります。
縦になるところにクリップを使用しているので、
やわらかく小指球(しょうしきゅう)の外側を使ってなぞります。
※この時、しわにならないように注意が必要です。
裏面(印刷してない方)のみ糊を付けていく形で、半分が終わっったら、なぞるの繰り返しになります。
※絶対に作成中は本を動かさないこと!動かすと、周りについた糊が、本表紙や、表面(印刷した方)についてしまい、本を開けれなくなったりします。
また無理して開けることで、本が破れたりすると、失敗になるので。1回らやり直さなくてはならないので注意が必要です。
結構、細やかな作業です。
糊付け 下の部分
上の部分が終わったら、次は下の部分です。
下の部分に取り掛かります。
下の部分にはめて固定していたクリップを上の方にはめなおします。
※この時絶対、本を動かさないでください。
動かすと周りについた糊が、表紙、裏表紙にべたべたとつくと、表紙が破れてしまいますので注意!
下の部分も、同じ要領で糊付けをしていきます。
本を動かすのではなく、自分自身が動く糊付け方法です。
糊付け―背面
最後に背面の糊付けです。
図面の裏面同士を糊で張り合わせ、本の中身を180度開くことを可能にし、見開いた時にそのまま1枚を図面としてみることのできるようにする製本が特徴です。
建築・土木・電気工事等に使われるため、たまには雨が降ることもあり、使っていると、糊が剥げてくる場合があります。
特に背面の糊付けは、しっかりつけて、乾くまで、上に重しとなる本等を置いておくといいでしょう!
糊が乾いたら、余分な糊をカッター等で取ります。
背面テープ貼り
最後の工程です。
背面のテープ貼りです。
今回A3サイズの観音製本を作成しました。
表紙を、最初からA3サイズよりも大きなサイズで作成し、背面テープを使用しない方法もあるようです。
今回はA4サイズ2枚使用し、表紙と裏表紙を使い、観音製本を作成しました。
なので、背面テープが必要になります。
背面テープは、これも文房具屋で買う事が出来ます。
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